請求書までのいちばん速い道は、白紙から書き始めることではなく、すでに手元にある 帳票を使うことです。
見積書からひと続きで
見積書を開き、関連付けて作成 を選びます。一つの見積書から、注文請書、請求書、 出来高請求書、納品書が作れます。
ダイアログでは 明細 を選び、数量を引き継ぐ かどうか、 前文・後文(画像を含む)を引き継ぐ かどうかを決めて、作成 を押します。 新しい請求書は下書きの状態で、まだ変更できます。

明細には、自動採番のままにせず、独自の番号を付けることもできます — 手順は見積書を作成するをご覧ください。
合計の欄
小計(税抜) → 値引き → 単価の端数処理 → 税抜合計 → 付加価値税 → 税込合計 → 請求済みの出来高 → 保留金 → 建設賦課金 → 支払金額。 値引きの行に表示されるのは、明細への正味の値引きだけです — 単価の端数処理は別の行に分けて表示されます。
二つの欄は、もう一度確認する価値があります。
- 保留金 — 種別は「契約履行保証」か「瑕疵担保」で、これに支払期日が付きます。 この金額は支払金額から差し引かれ、未回収のまま残ります。
- 労務費部分を記載 — ドイツの個人のお客様が所得税法(EStG)第35a条により 税額控除に使える部分です。原価計算からの「自動」か、固定金額かを選べます。 記載がないと、3月にお客様から電話がかかってきます。「固定金額」から 「自動」に切り替えたり、オフにしたりすると、入力していた金額は失われます — Zirkoはそれを覚えていません。帳票をいったん発行すると、割合と方式は 発行日の状態のまま固定され、その後の変更の影響を受けません。
労務費部分を「自動」にした外貨建ての帳票には、換算レートが必要です。 換算レートを入力しないと、この帳票は確定できません。「通貨」ブロックで レートを入力するか、合計ブロックで労務費部分を「固定金額」にするか、 オフにしてください。
「通貨」ブロックでレートまたは通貨そのものを変更すると、Zirkoは まだ価格計算どおりになっている単価と、取り込んだすべての価格 (マスタデータ、Datanorm、時間記録、ほかの帳票から)を再計算します。 手入力した価格と、「価格の調整」で設定した価格は変わりません。基準日 だけを変更した場合、Zirkoはどの価格にも触れません。そのあとのメッセージ には、再計算された明細の数と、変わらなかった明細の数が表示されます。
確定は取り消せません
帳票を確定 は下部の締めのブロックにあります。ダイアログには、帳票種別、 番号、宛先、支払金額、付加価値税、支払期日がもう一度表示されます。
確定したあと、帳票は変更できません。 修正は取消請求書か修正帳票を通じて 行うほかありません。これはZirkoの決まりではなく、GoBD(ドイツ。ほかの国では、その国の相当する規定が適用されます)によるものです。これは、帳票にある 「当社の担当者」(ヘッダーカードの日付と役務提供期間の項目)にも 当てはまります。担当者情報もそのとき凍結され、その人が後で退職しても、 そのあとは変わりません。
見積書、概算見積書、注文請書ではもう少し緩やかです。これらは 再編集 から 下書きに戻せます。請求書では戻せません。
最終的な番号は、確定のときに初めて生まれます。 番号は一意です。連番に欠番が ないことまでは、法律は求めていません。これはドイツの規則です。国によっては、欠番のない連番を求めるところもあります。
何かが足りない場合、Zirkoは確定そのものをさせず、何が足りないかを表示します。 宛先がない、住所がない、明細がない、役務提供日がない、税率がない、VAT番号がない、 Leitweg-IDがない、といった具合です。
ここで確認される項目には、事業所のある国の法律が請求書に求める 自社の必須記載事項 も含まれます。たとえば商号、住所、商業登記番号です。 一つでも欠けていれば、ダイアログがそれを一つずつ挙げ、 設定 → 会社 → 事業者情報 で入力するよう案内します。入力するまで、請求書は確定できません。取消請求書、修正請求書、 撤回文書はいつでも確定できます。そうでなければ、誤った請求書を訂正する手段が なくなってしまうからです。Zirkoがいつ検査するかは、 事業者情報、ロゴ、税務番号 をご覧ください。

そのあと
帳票には ステータス が付きます。下書き、検査中、検査失敗、発行済み、取消済み、 取下げ済みです。発行済みとは、送ってよいという意味です。送り方は 帳票を送信する をご覧ください。
請求書を 削除 できるのは、番号のない下書きの間だけです。そのあとは 請求書を取り消す の道があります。