支払コードは、請求書に載せる QR コードです。お客様が銀行アプリで読み取ると、 振込の画面が入力済みで開きます。会社名、IBAN、金額、そして振込目的欄には 請求書番号が入っています。手で打ち直す必要も、数字を取り違えることも ありません。ドイツでは GiroCode、オーストリアでは QR-Zahlungscode と 呼ばれますが、同じ欧州規格です。
その隣には、同じ内容が必ず文字でも読める形で並びます。自分で入力したい方 や、読み取りができない方のためです。
設定 → 経理 → 支払コードにあるスイッチが、事業者全体に効きます。 さらに帳票ごとにもスイッチがあります。コードを載せたくない請求書が 1件だけある、といった場合のためです。

コードに必要なもの
- 完全な銀行口座。口座名義と有効な IBAN で、事業者情報 で管理します。BIC は必須ではありませんが、入力する場合は正しくなければ なりません。コードは必ず、紙面にも印字されている口座を指します。
- 請求書であること。 見積書、納品書、レターにはコードは出ません。そこで 支払うものがないからです。取消・修正の帳票にも出ません。減額の場合は お金が戻る向きなので、コードがあるとお客様が二重に支払ってしまいます。
コード内の金額は、早期支払割引を含まない支払金額です。早期支払割引は お客様が受け入れることのできる申し出です。コードに割引後の少ない金額が 入っていたら、期限を過ぎてから支払う方まで少なく振り込んでしまいます。
スイス:QR 請求書
スイスには独自の規格があります。口座がスイスまたはリヒテンシュタインに ある場合、Zirko は支払コードの代わりに、自動的に QR 請求書を作ります。 紙面の下端にスイス十字の付いた支払部分が入る形式で、スイスの銀行が 2022年から求めているものです。CHF でも EUR でも作れます。
そのためには、さらに事業者の完全な住所(郵便番号、市区町村、国)が 必要です。QR-IBAN はフラン建ての請求書にのみ使えます。また QR 参照番号が 必要で、Zirko はそれを帳票番号の数字から作ります。
コードが出ないとき
Zirko が黙って省くことはありません。帳票には必ず理由が書かれます。銀行情報が 不完全、帳票種別が支払いを求めない、通貨が対応していない、などです。 書かれた理由を解消すれば、次のプレビューでコードが現れます。
今はできないこと
- ユーロとスイスフランのみです。 ほかの通貨にコードはありません。どちらの 規格も、それらを扱えないからです。ポンド、クローナ、ズウォティ、レイ、ドル、円で請求する場合、コードは出ません。
- フラン建ての請求書をドイツの口座に振り込ませる場合、コードは出ません。 支払コードはユーロしか扱えず、QR 請求書はスイスとリヒテンシュタインの口座 しか扱えないからです。
- Zirko には、振り込まれたかどうかは見えません。 コードは支払いを楽に しますが、記帳を楽にするものではありません。入金はご自身で記録して ください。入金を記録するをご覧ください。