賃金グループは2つの問いに答えます。このスタッフの1時間は、実際いくらかかるの か。そして、手元に何かが残るためには、いくら請求しなければならないのか。 1つ目の数字をZirkoでは 労務原価 と呼び、2つ目を 時間請求単価 と呼び ます。原価計算に使うのは2つ目です。

ダイアログの5つの行
設定 → 賃金グループ タブ。金額はすべて1時間あたりで、Zirkoは上から下へ 計算していきます。
| 行 | 何を入れるか |
|---|---|
| 時給 | 給与計算上の総支給の時給です。それ以外は入れません。 |
| + 賃金関連費用 | 賃金に上乗せされるもの。事業主負担の社会保険料、労災保険、休暇手当と年末手当、賃金継続支払い、保護具など。 |
| + 間接費 | 現場に立っていなくても会社にかかるもの。事務所、車両、工具、保険、税理士など。 |
| = 労務原価 | Zirkoが計算します。ここでは儲けも損もありません。 |
| + 上乗せ | リスクと利益を、割合で。 |
| = 時間請求単価 | Zirkoが計算します。原価計算に使うのはこの数字です。 |
落とし穴は間接費です
賃金と材料を除いた年間費用を、チームが 現場で 過ごす時間で割ってください。 それは2,080時間ではありません。休暇、病欠、祝日、作業場での時間、移動、見積書 の作成を差し引いてください。現実的には1,400時間なのに1,900時間で計算する人は、 3分の1も多い時間に間接費をばらまいていることになります — そして案件のたびに 持ち出しになります。
確かめ方: 請求単価が総支給の時給の2倍を大きく下回っているなら、ほぼ 確実に見積もりが甘すぎます。
3つから5つのグループで十分です
親方、職人、補助、見習い。スタッフ1人につき1グループを作るのは、初心者の やり方です。賃上げのたびに手入れが必要になりますし、お客様が支払うのは 「マイヤーさん」ではなく、職人1時間ぶんだからです。
標準 にできるのは、ちょうど1つのグループだけです — 新しい書類ではそれが 提案されます。標準がないと毎回手で選ぶことになり、選び忘れた明細が、そのまま お金の損になります。
賃金が変わったら
新しい単価は これから の原価計算に適用されます。すでに書いた見積書と請求書 はそのままです — 出ていった請求書が、あとから変わってはいけないからです。 ですから労働協約の改定後は、賃金グループを直し、そのうえで未決の見積書を 見直してください。